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お掃除ブログ お風呂(浴室)

浴室のドア周りの汚れ

かなりブログの更新をさぼっていましたが再開します。
この時期、ハウスクリーニング業者は賃貸物件の空室の原状回復のハウスクリーニングで繁忙期を迎えます。
こういった空室クリーニングに対し一般の方のご依頼でお住まい中のお宅に訪問してお風呂の掃除などをするのを在宅ハウスクリーニングと呼んでいます。

在宅のハウスクリーニングと違って賃貸の空室ハウスクリーニングは相当長期間借りて住まわれていない限り、何年かおきにプロのハウスクリーニングが必ず入っています。
それに対し在宅の場合、一度もハウスクリーニングを頼まれずに築10年、20年というタイミングで初めてご依頼される場合も多々あります。それによって汚れ方や物件の部材自体の経年劣化などもかなり進んだものになります。
賃貸物件はひどく汚されていて汚れがキツイケースもありますが、何年かおきにプロのハウスクリーニングが入っているため長期間蓄積された汚れは比較的少ないです。

以下の写真は浴室のドア周り’(下)の部分のビフォーアフターです。


入居年数はわりと長めで水垢に脱衣&洗面所側のホコリ汚れ等も巻き込み、ガビガビになっています。
ここまでビルドアップされていると一般の方ですともう落とせないとあきらめてしまう汚れかもしれません。
しかしアフターをご覧のようにハウスクリーニング業者に頼めば、このように仕上がります。

こういった汚れあきらめていませんか?一度プロのハウスクリーニング業者にお依頼されてみれば、いかがでしょう。

<注>浴室ドアはアルミ製などが多く、アルミの経年劣化で腐食している場合もあります。腐食は汚れではないため落ちないのと腐食の凹凸に入り込んだ汚れは取り切れない場合があります。また白いドアはアルミに白塗装がされているため、汚れと一緒に塗装の一部がはがれるケースもあります。当方はこういったリスクや状況をを作業前に詳しく説明して上で作業致します。







浴室のカビについて

今回は浴室(お風呂)のカビについてです。
お風呂の汚れの種類は他の場所をちがっていくつもあります。
カビ、水あか、湯あか、石鹸カス、ドアまわりなどはホコリも。
その中でカビは皆さん気になるやっかいな汚れの一つです。
湯あかや水あかは浴室の材質の色で目立たなかったりすると、結構ついていても気にされていない方もわりと多かったりします。カビ、特に黒いカビは目立ちますし、いかにも汚れている、キタナイ!って感じになります。
 カビを防ぐ方法は水気を残さない、そのためにすべきことは・・・。これはまた別のブログで書きます。
今回は生えてしまったカビ、中々落ちないカビの落とし方についてです。
まぁハウスクリーニングを頼んでいただくのが一番いいのですが。ここではご家庭で普段やれるカビ取りの話をします。
 カビを落とすのはやはり次亜塩素酸ナトリウムのカビ取り剤です。これは一般の方にも浸透している市販の洗剤でもよくあるカビキラーやカビハイターなどです。

私たちプロも使うカビ取り剤も基本成分はこの次亜塩素酸ナトリウムの洗剤になります。
 使用にあたっての注意事項、換気をするや手袋、マスクをする等はお使いになる市販の洗剤の注意書きをよく読んでお使い下さい。(「まぜるな危険」も要注意!)
 まずカビ取り剤をまく前にシャワーで水をうつかどうかです。カビの生えている部分だけにしか洗剤がかからないようにしたいそのために水養生、浴室全体に水をまいて洗剤が垂れても直接洗剤が触れない、薄まるので悪影響がでないという観点で先に水を打つことをお勧めします。ただしこの場合は当然落としたいカビの生えている部分も濡れるためここも洗剤が薄まり効力が落ちます。洗剤をまくだけでなくブラシ等で何度かこすったり噴霧しながらできるだけ洗剤がカビの面にきっちり届くよう塗った方がいいです。
ただ市販されている洗剤はいろいろな方、専門知識のない方が広く使われますし、中には豪快に無茶な使い方をされる方もいらっしゃるかも知れません。それを想定し問題がおきないように洗剤メーカーも考慮しておりそれほどリスク(変色や退色など)はないとは思いますが。(ただし、洗剤の種類、メーカーは多岐にわたり、浴室の部材も様々で日々変わったり新しいものがあり、全てにおいて安全とは言い切れません。あと部材の経年劣化等がお悪影響する場もありますので)
 上記の方法でも中々落ちないひつこいカビはやはり、洗剤の効力を十分発揮させるため洗剤噴霧前に水を打たずに行う事です。それで余計な部分にかかって、変色や退色等のトラブルが気になるようでしたら余計な部分についた洗剤をふき取るか水で流すことです。

最初にふれたように浴室の汚れはいろいろあり、それぞれ別々の存在するのではなく入り組んでいたりもします。カビの上に湯あか等がついている場合もあり、そこにカビ取り剤を噴霧しても直接カビには届かず、効かないケースもあります。ですので普通にカビ取り剤を使っても落ちない場合は先に他の汚れを十分取ってから、カビ取りにかかるのがベストです。

最後にカビ取り剤のCMでもよくやっている中々落ちない、ビート(ゴム)やコーキング(シリコン)についたカビです。CMではその洗剤で落ちるという形でPRしてますが、皆さん、ご経験ある方も多いと思いますが、そうは落ちません。我々プロでもこの部分のカビは落ちない場合があると事前に了承を得て作業をします。
ではなぜ落ちないのか?ドア周りのビートや浴槽と壁のすき間をうめるコーキングの材質のゴムやシリコンは当然その使用目的上、水は通しませんが、分子レベルと言っていいのかもっと細かい組成の部分で考えると多孔質?細かい穴があいているような構造。そこにカビは菌糸をおろすのです。植物が土に根をはるように。浴室の樹脂の壁の面や壁のタイルのツルツルの面にあまりカビが生えません。水が残りにくいとういうこともありますが。
生えていてもさっと拭けば簡単にとれます。カビも生き物、生き延びるために簡単にふき取られてしまう場所より、奥に菌糸をはって定着できる安住の求めるのは当然です。
したがってこの部分に生えたカビはカビが根をおろした奥までカビ取り剤の洗剤が届く(浸透)しないと無理ということなのです。
ではどうするか、これはじつは私たちハウスクリーニング業者より、一般の方、ご自身の方がやれる方法、湿布法です。
カビの生えたコーキングやビートの上にトイレットペーパーで作ったコヨリをのせてカビ取り剤を噴霧し湿布していくのです。さらに乾かないようにするにはその上からラップをするのもいいでしょう。そして時間をかけて洗剤を奥に浸透させるのです。
ハウスクリーニング業者よりおうちに住まわれているご自身のほうがじっくり時間をかけることができるので効果が期待できます。
トイレットペーパーは水に溶けますのでそのあと洗い流せばいいのです。大量に一度に流すとさすがにつまりの原因になりかねないので手で取れる分はある程度手で取っておいて流す方がいいかも知れません。これも長時間効かせるのでカビを落としたい部分以外の余計な部分に長時間洗剤にさらされることのないようご注意下さい。

お風呂(浴室)のお手入れ、カビを防ぐ方法

ここでは お風呂(浴室)のお手入れについてお話します
浴室の汚れは湯あか、水垢、石鹸カス、カビです。
汚れやすいのはやはり身体を洗う洗い場です。洗っているときに飛び散った石鹸、ボディーソープ、シャンプーなど汚れを含んだこれらのものが壁や床、ドアにつきます。身体の皮脂汚れ等が湯あか、石鹸成分と水道水のカルシウムなどのミネラル分が結合し固着したものが石鹸カス(金属石鹸)です。
一旦つけて固着させると、通常、市販のお風呂用洗剤ではなかなか落とせません。かたいスポンジ等でごしごし物理力に頼れば多少落ちますが。

ここで話すお手入れはついた汚れの落とし方ではなく、このような汚れをつけないためのお手入れの話です。
まずはお風呂を上がる前に壁や床やドアに飛び散ったものを十分に洗い流すことです。ついてすぐなら流すだけでも結構落とせます。さらに念を入れるならスポンジ等でこすりながらシャワーで流す事です。洗剤なしでも流しながらこするだけでもかなりちがいます。
これで湯あか、石鹸カスの付着はかなり防げます。ただこのままでは水垢は付きます。シャワーで流した水(お湯)で濡れて放置していると、水道水中の純水部分だけ蒸発し、カルシウム等のミネラル分が固着し水垢になります。ですので水分をとっておく事です。これは同時にカビ防止にもなります
とは言っても、せっかく汗をながした、温ったまったのに浴室内を拭くのはまた汗をかく(夏)、身体が冷える(冬) 等の問題があります。なにより面倒くさい
拭くのは大変なので、拭くより少し楽なのが車のワイパーのようなゴムで水を切ることです。私たちプロの掃除屋さんが窓ガラス清掃につかうスクイジーというものの類いです。お風呂用品でも最近はホームセンターなどにもありますし、カー用品でも探せばあります。あまり黒いゴムのは使わない方がいいです。万が一ゴムが削れて黒いスジが壁とかにつく可能性もありますので。
次にカビ防止です。カビを発生させないのは乾かすことです。前述のように、ゴムのワイパーのようなもので水をきることと換気です。
乾かすのに浴室乾燥機をつかうご家庭も多いですが、乾燥機であたためて急速に乾燥させると、急激に純水分だけ蒸発しミネラル分だけが結晶凝固し固着し水垢になります。
 換気で乾かす場合、戸建て等の場合、窓を開けて外気を取り入れ乾かそうと考えがちですが、窓は開けずにドアも締め、換気扇を回す方がいいです。浴室のドアの下部には吸気口がありそこから吸気し換気扇から排気し換気しております。浴室はこの空気の流れで十分換気できるよう空気の流れ(気流)を考え設計されてます。その換気システムをちゃんと使った方が換気できます。


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