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一昨日、東京ビッグサイトに「ビルメンヒューマンフェア＆クリーンEXPO」なる展示会に行って来ました。

簡単に言えば清掃用品の展示会で洗剤や掃除道具のメーカーや販売店さんが出展されている展示会です。

ビルメンとうたってますが、我々ハウスクリーニングも扱う洗剤、道具などの展示もされているので、情報収集と勉強のためこういったものには参加します。

日々の現場作業に追われ、忙しいを理由に来ない、こんなの見に行く時間に作業した方が売上になる等で来ないハウスクリーニング業者も多いかと思いますが、ハウスクリーニングや清掃業に限らず、どんな仕事も日々勉強、特に我々ハウスクリーニングのような技術や知識が必要な仕事は向上心、スキルアップを怠ることなく進まなければなりません。

メーカーさんも新しい製品を出す努力もされてますし、そういった意味でも洗剤も道具も進化しているはずです。その情報を得る絶好の機会ですのでいかないといけません。

とは言いつつも実は私は今回は数年ぶりの参加となります。以前は毎回行ってましたが、コロナ禍やそれ以外の諸般の事情により数年行けてませんでした。

数年ぶりなので少しわくわくしながら出かけました。

展示会場を端から順番にブースをみて歩き、自分の仕事に関係のある、興味深いものが展示されていると説明を聞いたりサンプルをもらったりと。

メーカーさんの新商品といっても毎年、今までにないような画期的な新商品がでる訳でもないので、相変わらずの商品等も多いのも事実ですが。その中で何か使えそうな試したいものがないか探します。

具体的な話はメーカー名や商品名をだすのもどうかということになるので控えますが、得た情報やサンプルを仕事にいかせればと思います。

あと展示会だけでなく、講演や講習会も開催されていて、今回は知り合いの方が講演されるものを受講しました。
　
その講演の締めの言葉で「清掃する業者、作業者が技術や知識習得のため、当然勉強する必要がありますが、依頼するオーナー管理会社も勉強してもらう必要がある」という内容。
心に残りました。

カーペットに関する講演であったため、施設等のカーペットをちゃんと管理するには適切なメンテが必要＝素材や汚れにあったケミカル（洗剤）、作業方法で清掃する必要。

作業する業者側がいくらちゃんとした知識をもっていても発注する側がそれに必要な予算や時間を与えないと実現できない。予算がない時間がないで、それに合わせた内容でしかメンテできない。その金額でやる業者（いい加減な作業、間違ったやり方）で行っていると十分汚れが取れない、洗剤が残留する、素材を傷めるなどの結果になり、お金をかけてカーペットをダメにしているという実態　これを改善するにはオーナーや管理会社も勉強が必要という事。まさしくその通り。

ハウスクリーニングも同じ、技術や知識をちゃんと持って適切な丁寧な作業をするとなると当然、それなりの金額をいただかないとできません、それをご理解いただけるお客さまでないと。

展示会のあとは、集まった向上心のある同業者仲間との懇親会（＝飲み会）、飲食しながら、情報交換、これもとても大切な時間です。

大変、有意義な一日でした。




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