先日、引っ越し前の空き家のトータルクリーニングのお見積りでうかがった際に、あらためて感じた、引っ越し前後の空室清掃で大事な事について書きます。

①引き渡しからご入居（引っ越し）までに余裕を持つ
②入居の際し、何をやりたいのか（リフォーム、リペア、清掃等）明確にする。
③②に対しての業者選定
④日程調整

上の番号と順番が前後しますが、まず何がやりたいかです。リフォームが必要なのか清掃は全て頼むのか、水回りだけにするのか？

それによって業者選定、工期も変わってくるため、引き渡しから引っ越しまでの期間を先に決めてしまうとその範囲でできる内容、対応できる業者で選択しなければならなくなります。

業者選定においても複数、見積りをとる、見積りのために物件を見ながら話しをするとなるとそのための時間も必要です。

時間がなく、物件を見ないで見積りをするのはリスクがあります。見ないで見積もるとどうしても概算で高めの提示になりますし、作業日当日はじめて現場を見て、事前に確認なしで作業に入ってから問題が発覚する可能性もあります。

しかしながら、多くのお客さまはわりと早めに業者選定に動かれていても引き渡しはまだで売却される前入居者が住まれていて物件が見れない、退居・引き渡しが終わってからとなると引っ越しまで日がない。なので見積り依頼は早い時期でも現場を見れずに概算見積りというケースになることも多いです。

売却者さんがまだお住まいの状態で内見し購入を決めた場合、家具等ものがある状態ではわからなかった汚れや劣化、キズなど空室になってはっきりわかるものも多くあります。

リフォーム、リペアが必要なのか、自分達で掃除して使えるレベルなのか（いくらきれいでも実際に空室全てを掃除するとなると大変なので、頼むことになると思いますが）

ちゃんと現場をみながら業者にあって話しながら、どういった業者なのか印象等でも十分判断基準になるかと思います。メールや電話だけのやり取りではわかりません。

またお客様側がちゃんと物件を見せる機会を設ける準備があっても出向いての見積もりはしていないという業者もどうかと思います（あくまでそれぞれの考え方ですが）

最初にまず、何をやりたいかという話に戻りますが、日程に余裕を持たれていてもいろいろな業者と何社も会って話しているうちに混乱される方もいらっしゃいます。

初めてのことで、素人でわからない事も多く、話を聞けば聞くほど迷うという風になっても仕方ありません。ですので核となる入居前に何をやりたいのかははっきりと決めてその段取りを考えた上で業者との打ち合わせをしないと見積りすら出せません。出してもやることが変わって日程がかわり、そのスケジュールでは対応できないとなることも、見積もった意味がなくなります。

クリアライトお掃除サービスは空室・空き家清掃の作業工期は大体以下のようになります。
マンション空室3ＬＤＫ2日位　戸建て3~4日位　　

基本代表である私が一人で責任施工いたします。アルバイトパートは使っておりませんので。

短期間で施工する場合は同じような形で業務している同業者仲間のヘルプを頼むことになります。その場合、支払う日当はアルバイト・パートさんの時給換算とは異なり当然高いものになります。見積りもお高くなってしまいます。

ちゃんと教育されていれば、アルバイト・パートも遜色ないのかも知れません。ただやはり経験値からくるもの、責任感等も含め考えるとどちらがいいかと。

見積りにも来ない業者さんは日々現場をこなして件数を稼いで売上を伸ばしているので見積りにくるヒマがない、件数をこなすので安くてもいい、件数をこなすので人をたくさん使い短期間で終わらせる＝安い見積りが出せる。という構図かと。

何を判断基準にされるかはお客様次第です。高価な買い物をして、楽しみにして住み始める大切な’おうち’、どいういったところにその’おうち’を任せるのか熟慮が必要です。



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